共鳴する未来
ヤフー株式会社 代表取締役社長CEO 川邊健太郎氏推薦!
「この本によって、私が『インターネット大好き人間』と標榜してきた理由を改めて認識できました」
DX化をして蓄積したデータをどういう思想にのせて駆動させていくべきかを考えるにはとても参考になる内容です。
私はこの本の前向きな結論にとても共感します。インターネットには元来そのような可能性があったから私は「インターネット大好き人間」と標榜してきたのだと改めて認識することができた一冊でした。(川邊健太郎氏「ブクログ」書評より抜粋)
私たちの世界は、コロナ禍を経てどこへ向かうのか。
ビッグデータで変わりゆく自由、プライバシー、貨幣といった「価値」を問い直し、
個人の生き方を原点に共に生きる社会を提言する。
社会のあり方が問われている今、
データの適切な活用こそが、一人ひとりが多様な価値観を受け入れあいながら、
豊かに生きることを支える原動力である。
データは誰のものか。
多元的な価値を可視化する仕組みは根づくのか。
個人の自由や選択肢は、データの共有によって狭められないか。
新しい社会ビジョンを牽引するデータサイエンティストによる、
これからの私たちの「生きる」をより輝くものにするための書。
今日ほど、文明の質的転換が求められている時代はないかもしれません。
AI、ビッグデータ、デジタル・トランスフォーメーション(DX)など、データやテクノロジーに関する話題はあふれています。しかし、それらの多くはビジネス面での影響にとどまり、文明の歴史的な転換が進行しつつあることを見逃しています。
本書は人と人、人と世界がデータを通じて共鳴することで生まれる新たな文明、そこにある希望を描くものです。(まえがきより)
【議論を深める対談も収録】
×山本龍彦(慶應義塾大学法科大学院教授)
「データ共有権は、これからの基本的人権」?
×安田洋祐(大阪大学大学院経済学研究科准教授)
「多様な価値が共鳴する経済圏には何が必要か」?
×大屋雄裕(慶應義塾大学法学部教授)
「human Co-beingの時代における「人」とデータのゆくえ」
社会が求めるスタンダードに合わせるのではなく、
一人ひとりの多様な価値観をもとに生きる社会へと向かう――